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▽フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を数百回攻撃してきた。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派の戦闘員(ロイター通信)

イスラエル軍は25日、イエメンイラン武装組織フーシ派がイスラエルに向けて発射したミサイルを迎撃したと発表した。

イスラエルのメディアによると、いくつかの地域で空襲警報が鳴ったという。被害の情報はない。

フーシ派の報道官は声明で、イスラエルに向けてミサイルを発射したことを認め、最大都市テルアビブ近郊のベングリオン国際空港を標的にしたと明らかにした。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を数百回攻撃してきた。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

フーシ派がイスラエルに向けて発射したミサイルの大半が撃墜されている。

フーシ派はイスラエル軍がガザ地区への攻撃を再開したことを受け、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開すると主張。トランプ米政権はこれを受け、フーシ派に対する軍事作戦を開始した。

米中央軍(CENTCOM)は3月15日にフーシ派への攻撃を開始して以来、首都サヌアやホデイダなどを1000回以上空爆。フーシ派は300人近くが死亡したと報告している。

4月18日の空爆では少なくとも74人が死亡、171人が負傷したとされる。

トランプ政権は今月初め、フーシ派への空爆を停止した。

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