◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は18日午後の時点で4万5097人、負傷者は10万7244人となっている。
2024年10月22日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部(AP通信)

イスラエル軍が19日、パレスチナ・ガザ地区北部を空爆・砲撃し、少なくとも16人が死亡、100人以上が負傷し、行方不明者の捜索が続いている。ガザ当局が明らかにした。

それによると、北部ベイトラヒヤの複数の建物が損壊し、多くの避難民が瓦礫の下敷きになったという。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはガザ当局者の話しとして、「カマル・アドワン病院近くへの空爆で多くの死傷者が出た」と伝えている。

イスラエル軍は2カ月以上に渡ってガザ北部を包囲し、イスラム組織ハマスの武器庫や施設を空爆。多くの住宅や難民キャンプが瓦礫の山となった。

仲介国による停戦交渉が続く中、イスラエル軍は18日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がイスラエル領内に向けてミサイルを発射したと明らかにした。

それによると、防空部隊がミサイルを迎撃し、報復としてフーシ派が支配する地域の発電所2カ所、港湾・石油施設を空爆したという。

イエメンの複数のメディアが空爆を確認したと報じている。石油施設への空爆では多数の死傷者が出たとされるが、詳細は不明。

国連は18日、イスラエル軍がガザ北部ベイトラヒヤ、ベイトハヌン、ジャバリアへの物資搬入を妨害したと非難した。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は18日午後の時点で4万5097人、負傷者は10万7244人となっている。

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