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イスラエル軍、ガザ南部を砲撃、3人死亡、停戦維持

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は3日午後の時点で6万8858人、負傷者は17万664人となっている。
2025年11月3日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部(Getty Images/AFP通信)

パレスチナ・ガザ地区の保健当局は3日、イスラエル軍による南部ラファ近郊への砲撃で3人が死亡したと明らかにした。

イスラエル軍は声明で、「テロリストが停戦ラインを越えたため、攻撃した」と主張した。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、ラファの北側で爆発が確認されたという。

ガザ当局は女性1人を含む3人が死亡したと報告。身元は明らかになっていない。

トランプ米政権が仲介した停戦協定は10月10日に発効。ハマスは合意・第一段階に基づき、生存している人質20人を全員解放したが、28人の遺体の引き渡しは期限内に間に合わなかった。

ハマスはこれまでに20人の遺体を返還。残り8人の捜索を続けているものとみられる。

現地メディアによると、イスラエル軍はラファ東部、ハンユニス、ガザ市において、部隊が活動を継続する地域で家屋の取り壊しを続けているという。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は3日午後の時点で6万8858人、負傷者は17万664人となっている。

多くのボランティアが行方不明者を捜索している。建物の倒壊に巻き込まれるなどして行方不明になった市民は1万4000~1万5000人と推定されている。

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