◎イスラエルとヒズボラは7ヶ月前にガザ紛争が勃発して以来、ほぼ毎日国境沿いで銃撃戦を繰り広げている。
2024年4月24日/パレスチナ自治区、ガザ市、イスラエル軍の空爆で全壊した建物(Getty Images)

イスラエル軍のドローンが隣国レバノン東部を空爆し、少なくとも2人が死亡した。レバノン国営通信が26日に報じた。

それによると、親イラン・シーア派組織ヒズボラの拠点が攻撃を受けたという。それ以上の詳細は明らかになっておらず、両政府はこの報道に関するコメントを出していない。

イスラエルとヒズボラは7ヶ月前にガザ紛争が勃発して以来、ほぼ毎日国境沿いで銃撃戦を繰り広げている。

停戦交渉を仲介するエジプト政府は26日、イスラエルによる南部ラファへの地上攻撃を回避するため、ハイレベル代表団をイスラエルに派遣したと明らかにした。

ガザの人口約230万人の半分以上がエジプトと国境を接するラファに身を寄せている。

国際社会はラファへの地上侵攻が人道危機に拍車をかけ、壊滅的な大飢饉につながる恐れがあると警告している。

イスラエル政府は今週、ラファ攻撃の準備が完了したと発表。攻撃開始時期は明らかにせず、市民を他の地域に避難させ次第、ハマスの残党を一掃するとしている。

現地メディアによると、イスラエル軍はこの地域に数十台の戦車と装甲車を集結させ、最終攻撃に備えているようだ。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は3万4000人、負傷者は8万人を超えた。

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