◎イランは1日、イスラエルに向けて約180発近くのミサイルを発射。イスラエル軍はそのほとんどを撃墜したとしている。死傷者の報告はない。
イスラエルのガラント(Yoav Gallant)国防相は8日、イランに対する報復は「致命的」かつ「驚くべき」ものになると警告した。
同日、ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は7週間ぶりにバイデン(Joe Biden)米大統領と電話会談を行った。
イスラエル軍がレバノンへの地上侵攻を続ける中、パレスチナ・ガザ地区でも被害が拡大。イスラエル軍はガザ北部の3つの病院に退避を命じた。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4万2000人を超えた。負傷者は10万人近くに達している。
イランは1日、イスラエルに向けて約180発近くのミサイルを発射。イスラエル軍はそのほとんどを撃墜したとしている。死傷者の報告はない。
イランはレバノンの過激派ヒズボラの首長ナスララ(Hassan Nasrallah)師やハマス首長暗殺に対する報復としてイスラエルを攻撃したと主張。イスラエルは報復を宣言したが、まだ行動していない。
ガラント氏は情報機関を訪問した際、記者団に対し、「我々の攻撃は致命的で、正確で、そして何よりも驚くべきものになる。イランは何が起こったのか理解できないだろう」と述べた。
またガラント氏は「イスラエルを攻撃する者は代償を払うことになる」と強調した。
イスラエルは現在、米国とイランへの対応について協議している。バイデン氏は核関連施設と石油施設への攻撃を支持しないと表明している。