▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は1日午前の時点で4万5553人、負傷者は10万8379人となっている。
イスラエル軍が1日、パレスチナ・ガザ地区全域を空爆し、子供を含む少なくとも26人が死亡、数十人が負傷し、大勢が瓦礫の下敷きになった。ガザ当局が明らかにした。
それによると、北部ジャバリア、中部の難民キャンプとガザ市、南部ハンユニスで爆発が確認されたという。
ガザ保健省は声明で、「死者の中には子供4人と女性1人が含まれ、少なくとも10人が瓦礫の下敷きになったとみられる」と述べた。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはガザ当局者の話しとして、「ジャバリアの空爆は1日の真夜中に行われ、少なくとも15人が死亡、20人以上が負傷し、大勢が行方不明になっている」と伝えている。
犠牲者の親族はアルジャジーラに、「家が爆撃され、家族が下敷きになった」と語った。
爆発を目撃したという男性はAP通信の取材に対し、「犠牲者の身体の一部があちこちに散乱している」と述べた。
イスラエル軍はコメントを出していない。
イスラエル軍はガザ全域を支配下に置き、人道支援物資の搬入を制限。イスラム組織ハマスの拠点や施設を爆撃しつつ、兵糧攻めで市民を追い詰めている。
国際社会はイスラエルによる兵糧攻めが国連のジェノサイド条約におけるジェノサイドの定義に合致すると非難し、即時停戦を呼びかけてきた。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は1日午前の時点で4万5553人、負傷者は10万8379人となっている。