◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は15日午前の時点で4万2344人、負傷者は9万9000人を超えた。
2024年10月15日/パレスチナ自治区、ガザ北部、イスラエル軍の空爆を受けた建物を捜索する人々(AP通信)

イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区北部の包囲が続く中、15日の空爆や砲撃により、50人以上のパレスチナ人が死亡した。地元当局が明らかにした。

ガザ北部ジャバリアにある病院の院長はカタールの衛星テレビ局アルジャジーラの取材に対し、「難民キャンプへの砲火は24時間以上に渡って続き、凄まじい数の死傷者が出ている」と語った。

イスラエル軍はガザ北部の包囲網を1週間以上維持。約40万人が身動きが取れなくなっている。

イスラエルへの徹底抗戦を誓っているレバノンの過激派ヒズボラは15日、「イスラエルが湾岸地域のアラブ諸国の全領土を支配しようとしている」と主張。ガザ紛争を終わらせない限り、停戦には応じないと強調した。

ガザ北部への地上侵攻は11日目に突入。イスラエル軍は包囲したジャバリア難民キャンプを執拗に空爆・砲撃している。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は15日午前の時点で4万2344人、負傷者は9万9000人を超えた。

レバノンでは昨年10月以来、イスラエル軍の攻撃により約2300人が死亡。そのうち75%がここ1ヶ月の間に死亡している。

レバノン南部に駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)はイスラエル軍の攻撃を受け要員が負傷したにもかかわらず、この地域にとどまるとしている。

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