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◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は20日午前の時点で4万5206人、負傷者は10万7512人となっている。
2024年12月19日/パレスチナ自治区、ガザ市、イスラエル軍の空爆で負傷した人々(Getty Images/AFP通信)

イスラエル軍が20日、パレスチナ・ガザ全域を空爆・砲撃し、少なくとも77人が死亡、150人以上が負傷した。ガザ当局が明らかにした。

それによると、過去24時間の攻撃で複数の建物が全壊し、多くの避難民が瓦礫の下敷きになったとみられる。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはガザ当局者の話しとして、「直近24時間で少なくとも77人が死亡、174人が負傷し、行方不明者の捜索が続いている」と報じた。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は20日午前の時点で4万5206人、負傷者は10万7512人となっている。

スウェーデン政府は20日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金提供を打ち切ると発表した。

首相府の高官は地元紙のインタビューで、「イスラエル政府によるUNRWAの活動禁止令の影響で、UNRWAがガザ地区で活動することは不可能ではないにせよ、非常に難しくなっている」と語った。

高官はUNRWAへの資金提供を打ち切る代わりにガザ地区への支援金を約7200万ドル増額し、国連世界食糧計画(WFP)やユニセフなど、他の組織に分配する予定だ。

野党・社会民主党はこの決定を非難し、「UNRWAだけが十分な医薬品と食料を供給するのに必要な流通経路を持っている」と主張した。

野党・緑の党もこの決定を非難。「UNRWAに代わるものはない」と述べ、政府は「イスラエルのゲーム」に付き合っていると主張した。

UNRWAのイスラエル国内での活動を禁じる法律は来年1月に施行する。

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