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▽イスラエル軍は昨年11月以来、ヨルダン川西岸で対テロ作戦を実施中。武装勢力を標的にしている。
パレスチナ自治区、ヨルダン川西岸地区、イスラエル軍の兵士(Getty Images)

イスラエル軍が15日、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区でパレスチナ人5人を殺害した。

軍は声明で、「激しい銃撃戦の末、兵士たちは5人のテロリストを殺害し、建物に立てこもった6人目のテロリストを逮捕した」と述べた。

現場は入植地ブリンから35キロほど離れた場所にあるパレスチナ人居住区。この地区では14日夜、妊婦が何者かに射殺されていた。

ネタニヤフ政権の閣僚たちはこの妊婦殺害を非難し、パレスチナ人居住区を破壊するよう呼びかけていた。

軍は声明の中で、「14日夜の殺人事件に関与したテロリストを捜索している」と述べた。

ネタニヤフ内閣は3月、ヨルダン川西岸にある13のユダヤ人入植地を近隣のコミュニティから分離する計画を閣議決定した。

イスラエル軍は昨年11月以来、ヨルダン川西岸で対テロ作戦を実施中。武装勢力を標的にしている。

イスラエルは1967年の第三次中東戦争でヨルダン川西岸、ガザ地区、シナイ半島、ゴラン高原、イスラム教の聖地アルアクサ・モスクを含む東エルサレムを占領。2005年にガザ地区から軍とユダヤ人入植者を撤退させた。

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