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▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は10日午後の時点で4万6027人、負傷者は10万9428人となっている。
2023年10月7日/パレスチナ・ガザ地区、イスラエル軍のミサイル攻撃(ロイター通信)

イスラエル軍は10日、パレスチナ・ガザ地区北部の難民キャンプなどを空爆、この24時間で少なくとも21人が死亡、50人以上が負傷し、各地で行方不明者の捜索が続いている。ガザ当局が明らかにした。

それによると、北部と南部の難民キャンプで大きな爆発音が何度も聞こえたという。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは当局者の話しとして、北部ベイトラヒヤのカマル・アドワン病院近くで大きな爆発があり、少なくとも5人が死亡、大勢が倒壊した建物の下敷きなったと伝えている。

イスラエル軍は10日、イエメン親イラン武装組織フーシ派支配地域を空爆港湾都市ホデイダや首都サヌア近郊の発電所などが標的になった。

レバノン南部でもイスラエル軍の空爆があり、数人が死亡したと伝えられている。イスラエル軍はその後、ヒズボラとの停戦協定は維持されていると主張した。

国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は10日、ガザの病院が発電機用の燃料を使い果たし、新生児を含む多くの患者が危機的状況に置かれていると警告。イスラエルとイスラム組織ハマスに武器を置き、医薬品を含む支援物資の搬入を許可するよう求めた。

カマル・アドワン病院を含む地区内のほとんどの病院がイスラエル軍の支配下に置かれている。イスラエル軍はハマスが病院内や地下に拠点を設けたり、潜伏したりしていると非難している。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は10日午後の時点で4万6027人、負傷者は10万9428人となっている。

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