▽2人はハマスの軍事部門であるカッサム旅団に所属していた。
.jpg)
イスラエル軍が27日、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区のトゥルカレム難民キャンプを空爆し、ガザ地区のイスラム組織ハマスのメンバー2人を殺害した。ハマスが明らかにした。
それによると、2人はハマスの軍事部門であるカッサム旅団に所属していたという。
イスラエル軍は声明で、「トゥルカレムでかつて、ハマスの指揮官を務めていた男を標的にした」と発表した。
それによると、このうち1人はイスラエル人に対する複数のテロ攻撃に関与したという。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは目撃者などの話しとして、「イスラエル軍がトゥルカレム難民キャンプで新たな対テロ作戦を行っている」と報じた。
イスラエル軍はヨルダン川西岸のジェニン難民キャンプでも対テロ作戦を行っており、この1週間で少なくとも16人が死亡、数十人が負傷している。
アルジャジーラによると、ジェニンでは27日にも散発的に大きな爆発音や銃声が聞こえているという。
イスラエル軍はジェニンに対する攻撃を21日に開始した。
パレスチナ保健当局によると、それ以来、ジェニンとその周辺地域で少なくとも16人のパレスチナ人が死亡したという。
この攻撃により、約1万5000人がキャンプから避難を余儀なくされた。空爆により30~40棟の家屋が全壊、数百棟が損壊したと推定されている。