イスラエル軍がレバノン南部を空爆、子供を含む4人死亡
イスラエルは2024年のヒズボラとの停戦合意後、数百回レバノン領内を空爆・砲撃してきた。
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イスラエル軍によるレバノン南部への攻撃で4人が死亡した。国営メディアが9日に報じた。それによると、犠牲者の中には3歳の子どもが含まれているという。
国営メディアは保健省当局者の話しとして、「死亡した4人のうち3人はイスラエル国境に近い南部の集落への空爆で死亡し、そのうち1人は3歳の幼児であった」と伝えている。イスラエル軍はこの空爆について、同地域で活動しているヒズボラの地上部隊を標的にしたと説明している。
イスラエル軍は声明で、無関係の民間人が死亡したとの報道について「認識している」とし、民間人への被害を抑えるために精密兵器や監視体制を用いていると主張した。また、民間人被害については遺憾の意を示し、現在内部調査中だとしている。
この空爆とは別に、南部の国境近くにある別の集落への空爆でも男性1人が死亡した。保健省はこの男性についても民間人であったと伝えているが、イスラエル軍はこの地域でもヒズボラの戦闘員を標的にして作戦を実施したと説明している。
イスラエルは2024年のヒズボラとの停戦合意後、数百回レバノン領内を空爆・砲撃してきた。イスラエルはヒズボラが停戦条件に違反し再軍備や攻撃準備を進めていると主張し、それを阻止するために国境周辺で軍事行動を継続していると説明している。一方、ヒズボラはこれらの攻撃を「危険なエスカレーション、新たな侵略の段階の始まりを示すもの」と非難している。
9日未明にはイスラエル軍が別の事件として、レバノンのスンニ派イスラム主義組織の幹部をレバノン南部の集落で拘束し、調査のためイスラエル領内に移送したとの報告もある。この人物はテロ組織の幹部とされ、イスラエル軍は彼が地域での敵対行為に関与していたと説明している。
これらの動きは停戦をめぐる不信や戦闘の再燃の懸念が依然として残る中、地域の緊張が未だ高い状態にあることを反映している。地元住民や国際社会は民間人の安全確保と地域の安定回復を求めている。
