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▽イスラエルは3月2日にガザ国境を封鎖。それ以来、物資の搬入は完全に滞っている。
2023年12月8日/パレスチナ自治区、ガザ地区、イスラエル軍の空爆で負傷した親子(Getty Images/AFP通信)

トランプ米政権のイスラエル大使は9日、「米国が提案したガザ支援がまもなく発効する」と明らかにした。

イスラエルは3月2日にガザ国境を封鎖。それ以来、物資の搬入は完全に滞っている。

この結果、地区内のパン屋は全て閉鎖。負傷者の治療に必要な医薬品の大半が枯渇する事態となっている。国連は未曽有の大飢饉が迫っているとして、イスラエルに封鎖を解除するよう呼びかけてきた。

ハッカビー(Mike Huckabee)駐イスラエル大使は記者会見で、「この支援協定に参加することを約束している民間企業は数社ある」と述べたが、社名は明らかにせず、「詳細は数日中に発表されるだろう」と述べた。

またハッカビー氏は「イスラエルはこの支援に関与しない」と強調した。

イスラエルのタカ派はハッカビー氏の発言を批判。「ガザに物資を搬入できるかどうかはハマス次第、59人の人質を全員解放することが条件である」と主張した。

ガザには59人の捕虜が残っており、そのうち24人はまだ生きているとみられる。

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