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イスラエル首相「ガザへの受け入れ可能な外国軍を決定する」

トランプ政権は米兵の派遣は否定。インドネシア、アラブ首長国連邦、エジプト、カタール、トルコ、アゼルバイジャンに対して、多国籍軍への参加を要請している。
2025年10月25日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部ガザ市(ロイター通信)

イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は26日、トランプ(Donald Trump)米大統領のガザ和平計画に基づく停戦を確保するためにガザ地区に派遣される国際部隊について、どの外国軍を受け入れるか決定すると表明した。

イスラム組織ハマスは「ガザの統治に今後一切関与しない」「武装解除」という厳しい提案を拒否している。

一方、イスラエルは外国部隊の構成に懸念を示している。

トランプ政権は米兵の派遣は否定。インドネシア、アラブ首長国連邦、エジプト、カタール、トルコ、アゼルバイジャンに対して、多国籍軍への参加を要請している。

ネタニヤフ氏は声明で、「我々は自国の安全を管理するにあたり、国際軍についても、イスラエルが受け入れられない軍隊を明確にしている。これは我が国の方針であり、今後も継続する」と強調した。

またネタニヤフ氏はトランプ政権もイスラエル政府の方針を支持していると述べた。

ネタニヤフ氏はNATO加盟国であるトルコの参加に懸念を示している。

ハマスは停戦合意・第一段階に基づき、生存している人質20人を全員解放したが、28人の遺体の引き渡しは期限内に間に合わなかった。

ハマスはこれまでに15人の遺体を返還。残り13人の捜索を続けている。

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