◎イスラエルは宿敵イランと同盟関係にあるアサド政権の支配下に置かれている地域を数百回攻撃してきたが、空爆を行ったと認めたことはほとんどない。
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イスラエル軍がシリア南部の数カ所を空爆し、兵士1人が負傷した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が17日に報じた。
それによると、空爆は現地時間12時40分頃に確認されたという。
SANAは軍当局者の話しとして、「防空部隊がゴラン攻撃から飛来したミサイルの一部を撃墜した」と伝えている。
この空爆で兵士1人が負傷したという。
イギリスのNGOシリア人権監視団は17日、イスラエル軍が首都ダマスカスの北東にある軍事施設を空爆したと明らかにした。
この施設にはレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員が駐留していたとされるが、詳細は不明だ。
シリア人権監視団によると、イスラエルによるシリア国内への空爆は今年に入ってから24回目。ヒズボラやイラン革命防衛隊(IRGC)を含む様々なグループの戦闘員43人と民間人9人が死亡した。
イスラエルは宿敵イランと同盟関係にあるアサド政権の支配下に置かれている地域を数百回攻撃してきたが、空爆を行ったと認めたことはほとんどない。