イエメン・フーシ派がイスラエルにミサイル発射、被害の情報なし

フーシ派は先週からイランと協調してイスラエルに向けてミサイルを何度も発射している。
イエメン、首都サヌア、親イラン武装組織フーシ派の少年兵(Getty Images)

イスラエル軍は28日、イエメン領内からイスラエルに向けて発射されたミサイルを迎撃したと明らかにした。被害の情報はない。

同軍の報道官は親イラン武装組織フーシ派がミサイルを発射したと発表した。

フーシ派は先週からイランと協調してイスラエルに向けてミサイルを何度も発射している。

フーシ派の報道官は「イスラエル南部に向けてミサイルを発射した」と声明を出した。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を数百回攻撃してきた。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

フーシ派が発射した数十発のミサイルとドローンの大部分は迎撃されたか目標に到達しなかった。イスラエルはその都度、報復攻撃を実施している。

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