◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は16日午前の時点で4万3799人、負傷者は10万3601人となっている。
イスラエル軍が16日、レバノン南部と首都ベイルートを空爆した。ベイルートへの空爆は5日連続。レバノン当局が明らかにした。
レバノン南部への15日の空爆では救助拠点も標的となり、少なくとも12人の救助隊員が死亡。国連などから批判が殺到する中、16日のドローン空爆でさらに2人の救助隊員が死亡した。
世界保健機関(WHO)のテドロス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は15日の声明で、レバノンの救助隊員が犠牲になったとして、イスラエルを厳しく非難した。
イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスへの攻撃も継続中だ。ガザ当局は16日、この24時間で少なくとも35人が死亡、100人以上が負傷し、行方不明者の捜索が続いていると報告した。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は16日午前の時点で4万3799人、負傷者は10万3601人となっている。
レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は16日午前の時点で3452人、負傷者は1万4599人。
イスラエルメディアは16日、レバノン南部から北部ハイファに向けてロケット弾が発射されたと報じた。
それによると、少なくとも5人が軽傷を負い、市内の病院に搬送されたという。
イスラエル軍は16日、10発のロケット弾がレバノン領内から飛来したことを確認したと発表した。
レバノンのヒズボラも声明を出し、「イスラエル国境から約5キロの地点にいたイスラエル軍の戦車部隊を攻撃した」と明らかにした。
それによると、ミサイルは戦車部隊を直撃し、火災が発生したという。