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▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は5日午後の時点で4万5805人、負傷者は10万9064人となっている。
2025年1月5日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部の難民キャンプ(AP通信)

イスラエル軍が5日、パレスチナ・ガザ地区南部などを空爆し、少なくとも4人が死亡、3人が負傷、複数人が行方不明になっている。ガザ当局が明らかにした。

それによると、南部ラファで大きな爆発が少なくとも2回確認され、複数の建物が損壊したという。

ガザ当局は声明で、「イスラエル軍による過去3日間の攻撃による死者が200人に達し、400人以上が負傷した」と述べた。

ロイター通信によると、イスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉に動きがあり、ハマス側がイスラエル当局が提示した捕虜34人の解放を認め、合意の第1段階としてその一部を開放することを約束したという。

イスラエル政府はロイターの報道を否定し、「まだ何も決まっていない」と述べた。

一方、ガザ地区では8人目の乳児が低体温症により死亡した。

イスラエル軍は昨年末、北部ベイトラヒヤのカマル・アドワン病院を制圧。酸素吸入や保育器を必要とする赤ん坊を含む400人近い患者が退避を余儀なくされた。

ガザ地区の気温は氷点下近くまで下がり、人道支援の搬入も制限されていることから、多くの家族が薄っぺらいテントで寒さに耐えている。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は5日午後の時点で4万5805人、負傷者は10万9064人となっている。

国営レバノン通信は6日、イスラエル軍が5日遅くに南部の町を空爆したと報じた。死傷者の情報はない。

レバノン政府によると、イスラエルは昨年11月27日に発効した停戦協定に少なくとも392回違反しているという。

イスラエルは60日以内にレバノン南部から撤退し、レバノン正規軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に支配権を引き渡すことになっている。ヒズボラも北部への撤退を求められている。

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