◎参拝者はヤシの葉やオリーブの枝を持ち、オリーブ山の頂上からエルサレム旧市街まで行進した。
2022年4月10日/イスラエル、エルサレムのオリーブ山で行われたパームサンデーの行進(Maya Alleruzzo/AP通信)

イスラエルのキリスト教徒は10日、イエス・キリストがエルサレムに入城した記念日であるパームサンデーを祝うイベントに参加した。

昨年と一昨年のパームサンデー関連イベントはコロナウイルスの影響で規模を縮小したが、今年はワクチンの展開が進んだことと、エルサレムへの観光客が戻りつつあることを受け、大々的に行われた。

参拝者はヤシの葉やオリーブの枝を持ち、オリーブ山の頂上からエルサレム旧市街まで行進した。地元メディアによると、見学者を含め数千人が参加したという。

パームサンデー(4月10日)はイエス・キリストのエルサレム入城を記念するもので、イエスの十字架刑と死を再現する聖金曜日(15日)と復活祭(17日)を含む、教会で最も厳粛な1週間の始まりの日である。

一行はオリーブ山からイエスが裏切られたゲッセマネの園を通り、最後に旧市街の路地に入った。

ここ数週間、イスラエルではパレススナ人の過激派による襲撃事件が相次ぎ、それに対抗して占領下のヨルダン川西岸でイスラエル軍の取り締まりが強化されるなど、緊張が高まっている。

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