◎イスラエルとヒズボラはガザ紛争が始まって以来、国境沿いでほぼ毎日交戦している。
イスラエルとレバノンの国旗(Getty Images)

イスラエル軍は26日、昨年10月にガザ紛争が始まって以来、レバノンで500人以上の武装勢力を殺害したと発表した。

それによると、そのほぼ全てが親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘員。パレスチナのイスラム組織ハマスと連携する過激派も殺害したとしている。

イスラエルとヒズボラはガザ紛争が始まって以来、国境沿いでほぼ毎日交戦している。

AP通信によると、レバノン側の死者は確認できているだけで約500人。うち約90人が民間人であった。

他のメディアもレバノンで殺害された者のうち約350人がヒズボラ戦闘員、50人が他の過激派戦闘員と報じている。

イスラエル軍の北部司令官は声明で、「これまでに500人以上の過激派を殺害、その大半がヒズボラ戦闘員であり、国境沿いの軍事拠点など、数千のインフラを破壊した」と述べた。

イスラエル側では約20人の兵士と13人の民間人が死亡している。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は3万9100人を超え、負傷者は10万人に達する勢いである。

国連は2月、同地域で約1万7000人もの子供が親を失ったり、はぐれたりして、ひとり暮らしを余儀なくされていると報告した。その数はこの5カ月で増加したとみられる。

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