▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は2日午後の時点で5万423人、負傷者は11万4683人となっている。
.jpg)
イスラエル軍が2日、パレスチナ・ガザ地区の広い範囲を攻撃し、過去24時間で少なくとも77人が死亡、100人近くが負傷した。保健当局が明らかにした。
それによると、北部ジャバリアにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の医療施設にミサイルが着弾し、少なくとも22人が死亡するなど、地区内のほぼ全域で被害が確認されたという。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは医療関係者の話しとして、「ジャバリアのUNRWA施設は大破し、多くの子供や女性が犠牲になった」と伝えている。
イスラエル軍はこのミサイル攻撃に関するコメントを出していない。
イスラエル軍は2日、シリアの首都ダマスカス、ハマー県、中部ホムスの軍事基地なども空爆。死傷者の情報はない。
イスラエルの地元メディアによると、ガザ地区からイスラエル領内に向けて2発のロケット弾が発射されたとみられる。被害の情報はない。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は2日午後の時点で5万423人、負傷者は11万4683人となっている。
イスラエル軍が3月18日に空爆を再開して以来、1100人近くのパレスチナ人が殺害された。
多くのボランティアが行方不明者を捜索している。建物の倒壊に巻き込まれるなどして行方不明になった市民は1万~1万4000人と推定されている。
一方、イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は2日、国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状を無視してハンガリーに到着。政府高官が盛大に出迎えた。
国防省はフェイスブックに声明を投稿。「イスラエルのネタニヤフ首相のブダペスト訪問を歓迎します」と書いた。
ICCは昨年11月、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑でネタニヤフ氏とガラント(Yoav Gallant)前国防相、ガザ地区のイスラム組織ハマスの幹部アルマスリ(Mohammed Diab Ibrahim al-Masri)氏の逮捕状を発行した。
ハンガリーのオルバン(Viktor Orbán)首相はICCの逮捕状を嘲笑し、ネタニヤフ氏を歓迎すると表明していた。
ハンガリーを含むEU加盟国はすべてICCに加盟しており、その逮捕状を執行することが義務づけられている。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは2日、ハンガリー政府を厳しく非難し、ネタニヤフ氏を逮捕するよう求めた。
ICCの逮捕状はローマ規程(ICCの設立条約)締結国で拘束力を持つ。ICC加盟国は逮捕状が出ている容疑者が自国に足を踏み入れた場合、拘束することが義務づけられているが、ICCにはそれを強制する手段がない。
イスラエルは1カ月前にガザ国境を封鎖。停戦延長と人質の解放を求める米国の提案をハマスが受け入れない場合、「地獄を見せる」と警告している。
ガザ国境はそれ以来、封鎖されており、物資の搬入は完全に滞っている。
国連世界食糧計画(WFP)は1日、ガザ地区内にある全てのパン屋が小麦不足により営業停止に追い込まれたと明らかにした。