▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は25日午後の時点で5万144人、負傷者は11万3704人となっている。
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イスラエル軍が25日、パレスチナ・ガザ地区北部や南部への空爆を継続し、過去24時間で少なくとも37人が死亡、300人以上が負傷した。保健当局が明らかにした。
中東の緊張が高まる中、エジプト政府がイスラエルとガザのイスラム組織ハマスに対し、第1弾の停戦合意を更新する計画を提示している。
この計画にはハマスがイスラエルの捕虜を徐々に解放し、ガザ地区からイスラエル軍を段階的に撤退させることが含まれている。
イスラエル政府はこの提案に関するコメントを出していないが、応じる可能性は低いとみられる。
トランプ米政権はエジプトとカタールに対し、ガザの避難民を受け入れるよう圧力をかけてきた。両国はパレスチナ人を強制移住させるというトランプ・ガザ復興プロジェクトを拒否している。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は25日午後の時点で5万144人、負傷者は11万3704人となっている。
多くのボランティアが行方不明者を捜索している。建物の倒壊に巻き込まれるなどして行方不明になった市民は1万~1万4000人と推定されている。
イスラエルはガザへの攻撃を強めており、ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相がエジプトの案を受ける可能性は低いとみられる。
一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は25日、紅海で活動する米空母ハリー・S・トルーマンやその他戦艦を多数のドローンで攻撃したと主張した。
フーシ派の報道官は声明で、「引き続き米国の侵略に立ち向かい、エスカレーションにはエスカレーションで対抗する」と強調した。
また報道官は「イエメン沖の戦略水域でイスラエル船籍の航行を阻止し続けており、ガザ侵略が終わり、封鎖が解除されるまで、対イスラエ作戦を継続する」と述べた。
米中央軍(CENTCOM)はフーシ派の主張に関するコメントを出していない。
イスラエル政府はハマスがトランプ米政権のウィトコフ(Steve Witkoff)中東担当特使が提示した人質解放案を拒否したと非難、攻撃を正当化している。
一方、ハマスの幹部はイスラエル軍が地上侵攻を再開したにもかかわらず、「停戦交渉の扉は閉ざされていない」と強調。「署名済みの停戦合意が存在する以上、新たな合意は必要ない」と主張している。
イスラエルは2週間ほど前にガザ国境を封鎖。停戦延長と人質の解放を求める米国の提案をハマスが受け入れない場合、「地獄を見せる」と警告してきた。
ガザ国境はそれ以来、封鎖されており、物資の搬入は完全に滞っている。
ハマスはイスラエルに対し、ガザ停戦を第2段階に移行するよう求めている。
イスラエル政府は停戦第1段階を4月20日まで延長するという米国の提案を支持。ハマスに人質を解放するよう圧力をかけてきた。
ガザには59人の捕虜が残っており、そのうち24人はまだ生きているとみられる。
双方は仲介国を通じていくつかの要求を提示している。
第2段階の交渉では▽イスラエル軍がガザ地区から完全に撤退すること▽パレスチナ人受刑者を解放する代わりに残りの人質を解放すること▽すべての軍事作戦と敵対行為を永久に停止することなどが協議される予定であった。
ハマスはウィトコフ氏が提示した案を受け入れるか検討しているとみられる。
ウィトコフ氏は先月、停戦第1段階を4月20日まで延長し、▽ハマスが最初の日に人質の半分を解放▽残りの人質は恒久的な停戦について合意に達したときに解放すると提案していた。