スポンサーリンク
▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は6日午後の時点で4万5854人、負傷者は10万9139人となっている。
2025年1月6日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部(AP通信)

イスラエル軍が6日、パレスチナ・ガザ地区北部の難民キャンプなどを空爆し、子供を含む少なくとも28人が死亡、100人以上が負傷し、大勢が瓦礫の下敷きになった。ガザ当局が明らかにした。

それによると、最新の空爆で子供を含む6人が死亡。過去24時間の死者は28人にのぼり、各地で行方不明者の捜索が続いているという。

国連世界食糧計画(WFP)は6日、イスラエル軍が南部の検問所付近で8人のWFPスタッフを乗せた車列に向けて発砲したと非難した。ケガをした人はいなかったという。

一方、ヨルダン川西岸地区ではイスラエル人を乗せたバスが銃撃され、少なくとも3人が死亡、7人が負傷。警察が容疑者の行方を追っている。

レバノンの米国特使はイスラエルとヒズボラの停戦協定について、当初の予定通り、イスラエル軍はレバノン南部から部隊を完全撤退させる準備を進めていると述べた。

停戦協定は11月27日に発効。イスラエルは60日間以内にレバノン南部から軍を撤退させる予定だ。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は6日午後の時点で4万5854人、負傷者は10万9139人となっている。

国連人道問題調整事務所(OCHA)は6日、ガザ地区内で8人目の乳児が低体温症で死亡したことについて、即時停戦と支援物資の大量搬入を実現しなければ、犠牲者の数はさらに増える可能性が高いと警告した。

この乳児は5日に亡くなった。

OCHAによると、ガザ地区では約160万人が冬の寒さから身を守れない薄っぺらいテントで生活し、そのうち50万人近くが洪水の被害を受けやすい地域にいる。さらに、ガザ地区内のテント13万5千張りのうち、11万張りが老朽化し、使用に適さないという。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク