◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は6日未明の時点で4万1870人。負傷者は9万7166人となっている。
イスラエル軍の空爆を受けたパレスチナ・ガザ中部デイル・アル・バラフのモスクについて、地元当局は6日、これまでに26人の死亡が確認され、多数の負傷者が出ていると明らかにした。
ガザ紛争は7日で開戦から1年を迎える。ニューヨーク、パリ、ケープタウンなど、世界各地で紛争の終結を求める集会やデモ行進が行われた。
イスラエル軍は前日午後にこのモスクを爆撃した。
ガザ当局によると、イスラエル軍の空爆により、避難所になっていたこのモスクと近くの学校がほぼ全壊し、少なくとも26人が死亡、多くの避難者が負傷したという。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は6日未明の時点で4万1870人。負傷者は9万7166人となっている。
ガザ当局は6日、イスラエル軍による直近24時間の攻撃で45人が死亡、256人が負傷したと報告した。
一方、イスラエル軍は5日の声明で、このモスクと学校がイスラム組織ハマスの指揮所になっていたと主張。攻撃を正当化した。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは目撃者などの話しとして、「イスラエル軍はこの地域に避難勧告を出す前にモスクを空爆した」と伝えている。