イスラエル軍、イエメン領内から発射されたミサイル迎撃、被害の情報なし
イエメンの親イラン武装組織フーシ派はコメントを出していない。
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イスラエル軍は3日、イエメン領内から発射されたミサイルを迎撃したと発表した。
地元メディアによると、最大都市テルアビブを含む複数の都市で空襲警報が鳴ったという。死傷者や建物被害の情報はない。
イスラエル軍はX(旧ツイッター)に声明を投稿。イエメン領内から発射されたミサイルを撃墜したと述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派はコメントを出していない。
フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を数百回攻撃してきた。
この間、フーシ派は4隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも8人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。
イスラエル軍は8月28日、イエメンの首都サヌアを空爆。フーシ政権の首相であるラハウィ(Ahmad Ghaleb al-Rahwi)氏ら幹部12人を殺害した。
フーシ派はこの空爆から3日後、サヌアの国連事務所を襲撃し、少なくとも11人の国連職員を拘束した。
フーシ派は襲撃の理由を明らかにしていないが、過去に国連やその他援助機関の職員をスパイ容疑で拘束したことがある。