イスラエル、イランのスパイを起訴、国防軍の現役兵士
この兵士は先月の12日間戦争でIDFのミサイル迎撃の映像やイランのロケット攻撃を受けた施設の画像をイラン側に提供したとされる。
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イスラエルの国内治安機関シンベトは17日、金銭と引き換えにイランのスパイになったとされるイスラエル国防軍(IDF)の兵士が起訴されたと明らかにした。
それによると、この兵士は先月の12日間戦争でIDFのミサイル迎撃の映像やイランのロケット攻撃を受けた施設の画像をイラン側に提供したとされる。
シンベトは声明で、「被告がIDFの任務中に収集した資料を送付したわけではなく、イランに提供された情報はいずれも機密指定されていなかった」と明らかにした。
またシンベトは「これはIDF兵士と敵対的な外国勢力との直接的な接触を伴う特に重大な事件とみなされる」と述べた。
地元メディアによると、軍事法廷は被告を来週の初公判まで勾留するよう命じたという。
イスラエル政府は前日、反スパイキャンペーンを開始。その広告には「イランのスパイになった者は懲役15年以下の実刑に処される可能性がある」と明記されていた。