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▽ガザ当局によると、18日未明から始まった空爆により、少なくとも424人が死亡、500人以上が負傷したという。
2025年3月18日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部ベイトラヒヤ(Getty Images/AFP通信)

イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は18日、パレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスに対して「より厳しく、より激しく対応する」と述べ、空爆を継続すると警告した。

ガザ当局によると、18日未明から始まった空爆により、少なくとも424人が死亡、500人以上が負傷したという。

イスラエル軍は18日未明、ハマスに対する「大規模攻撃」を開始し、「地獄の門を開く」と宣言した。

イスラエルのカッツ(Israel Katz)国防相は声明で、「ハマスが人質の解放を拒否し、イスラエル軍の兵士や市民に危害を加えると脅迫したため、ガザでの戦闘を再開した」と表明した。

ネタニヤフ氏は18日夜のテレビ演説で、「今後、交渉は銃撃戦の下でしか行われない」と述べ、「これは始まりに過ぎない」と警告した。

またネタニヤフ氏はハマスに人質の即時解放を要求。「応じなければ、この世の地獄を見ることになる」と述べた。

イスラエル軍は18日夜、「空爆の第2波を解き放った」と発表。現地時間午後の早い時間に実行したという。

それによると、攻撃目標の中には、ハマスがテロを計画・実行するために使用し、イスラエル国民に脅威を与えるテロリストの細胞、発射場、武器、軍事インフラが含まれていたという。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは18日の空爆でハマスの高官2人を含むメンバー数人が死亡したと伝えている。ハマスはコメントを出していない。

保健当局によると、今回の空爆で死亡した市民のうち、少なくとも174人が子供、89人が女性であったという。

国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」はガザ全域で数十人の死傷者を受け入れていると声明を出した。

アルジャジーラは18日夜、ガザ当局者の話しとして、南部ラファ、ハンユニス、デイル・アルバラ、ヌセイラト、ベイトハヌンなどで大きな爆発が何度も報告され、多数の死傷者、行方不明者が出ていると報じた。

イスラエル政府はハマスがトランプ米政権のウィトコフ(Steve Witkoff)中東担当特使が提示した人質解放案を拒否したと非難、攻撃を正当化した。

イスラエル政府は2週間前にガザ国境を封鎖。停戦延長と人質の解放を求める米国の提案をハマスが受け入れない場合、「地獄を見ることになる」と警告してきた。

ガザ国境はそれ以来、封鎖されており、物資の搬入は完全に滞っている。

ハマスはイスラエルに対し、ガザ停戦を第2段階に移行するよう求めている。

イスラエル政府は停戦第1段階を4月20日まで延長するという米国の提案を支持。ハマスに人質を解放するよう圧力をかけてきた。

ガザには59人の捕虜が残っており、そのうち24人はまだ生きているとみられる。

双方は仲介国を通じていくつかの要求を提示している。

第2段階の交渉では▽イスラエル軍がガザ地区から完全に撤退すること▽パレスチナ人受刑者を解放する代わりに残りの人質を解放すること▽すべての軍事作戦と敵対行為を永久に停止することなどが協議される予定だ。

ウィトコフ氏は以前、▽ハマスが最初の日に人質の半分を解放▽残りの人質は恒久的な停戦について合意に達したときに解放すると提案していた。

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