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▽パレスチナ・ガザ地区での戦争が激化する中、イスラエルは何とかプラス成長を維持している。
2023年3月4日/イスラエル、首都テルアビブ、政府の司法制度改革に抗議するデモ(Ohad Zwigenberg/AP通信)

イスラエルの統計局が25年第1四半期(1~3月)の経済成長率を公表した。

それによると、GDP伸び率は年率でプラス3.4%。市場の予想とほぼ一致した。

1人当たりで見ると、伸び率はプラス2.2%であった。

パレスチナ・ガザ地区での戦争が激化する中、イスラエルは何とかプラス成長を維持している。

同局は24年第4四半期(10~12月)の成長率を年率プラス2.1%から1.9%に下方修正した。

紛争の影響で23年の成長率は1.8%、2024年は1.0%となった。中央銀行は先月、25年の成長率予想を4.0%から3.5%に引き下げた。

次回の金融政策決定会合は5月26日に予定されている。多くの民間人が予備役として招集されたこともあり成長が鈍化しているにもかかわらず、インフレ率が政府の目標である1~3%を上回っているため、短期金利を引き下げることはないだろう。

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