◎イスラエルとパレスチナの関係はこの1年で急速に悪化した。
イスラエル軍は23日、今年3月に首都テルアビブで発生した襲撃事件の容疑者宅を取り締まり、武器製造拠点を破壊したと発表した。
軍が公表した監視カメラの映像には、パレスチナ人男性(23歳)がテルアビブの通りでイスラエルの市民3人を背後から撃ち、その後、警察官に射殺されるところが映っていた。
この男性はガザ地区を実行支配するイスラム過激派組織ハマスの構成員とみられる。
イスラエル軍兵士はヨルダン川西岸地区のパレスチナ人居住区にある男性の自宅を急襲し、爆弾で破壊した。
軍報道官によると、パレスチナ人数人が石を投げてこれに抵抗したという。
軍報道官は武器製造拠点を破壊したと説明したが、人権団体は「懲罰」と非難している。イスラエル軍はテロに関与した容疑者の自宅や拠点を何百軒も取り壊してきた。
イスラエルとパレスチナの関係はこの1年で急速に悪化。西岸地区では暴力事件が急増している。
イスラエルでもテルアビブや東エルサレムでパレスチナ人によるテロ攻撃が多発。イスラエル軍はこれに対応して、ほぼ毎晩、西岸地区を荒らしまわっている。
イスラエル軍とガザ地区に拠点を置くイスラム過激派組織「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」の戦闘は先週収束した。