◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は17日午前の時点で4万3846人、負傷者は10万3740人となっている。
イスラエル軍が17日、パレスチナ・ガザ地区北部ベイトラヒヤなどを空爆し、70人以上が死亡、100人以上が負傷し、行方不明者の捜索が続いている。ガザ当局が明らかにした。
イスラエル軍は40日以上に渡ってガザ北部を包囲し、イスラム組織ハマスの武器庫や施設を空爆。多くの住宅や難民キャンプが瓦礫の山となり、各地で行方不明者の捜索が続いている。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは17日、レバノン政府関係者の話しとして、「イスラエル軍による首都ベイルートへの空爆でヒズボラの首席報道官が死亡した」と報じた。
ヒズボラはイスラエル軍と交戦を続け、17日、イスラエル軍基地に向けてミサイルやドローンを発射したとみられる。
報道によると、イスラエル北部ハイファで空襲警報が鳴ったという。死傷者の情報はない。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は17日午前の時点で4万3846人、負傷者は10万3740人となっている。
レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は17日午前の時点で3481人、負傷者は1万4786人。
一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は17日、イスラエルにドローン攻撃を仕掛け、多くの軍事目標やその他目標への攻撃を成功させたと主張した。
フーシ派は声明で、「ドローン部隊がヤッファとアシュケロンの軍事目標などへの攻撃を実施し、成功した」と述べた。
イスラエル政府はコメントを出していない。現地メディアによると、ヤッファとアシュケロンで空襲警報が鳴ったという情報はないという。
フーシ派は7月、初めてテルアビブを攻撃。イスラエル軍はこれに対抗してイエメンのホデイダ港を爆撃した。