◎イスラエル軍は10年以上前からガザ地区を実効支配するイスラム過激派組織ハマスとの戦闘で攻撃用ドローンを使用してきた。
無人偵察機(Getty Images)

イスラエル軍は20日、無人航空機を使って攻撃を行っていると初めて公式に認めた。

イスラエルはドローン技術で世界をリードしている。しかし、軍当局は攻撃用ドローンの使用を公式に認めていなかった。

軍報道官は声明で、「攻撃用ドローンの使用を認めても安全保障上のリスクにはならないという結論に達した」と述べ、その使用を初めて認めた。

また報道官は、「攻撃用ドローンが使われたことを公表してはならないという規則はない」と強調した。

イスラエル軍は10年以上前からガザ地区を実効支配するイスラム過激派組織ハマスとの戦闘で攻撃用ドローンを使用してきた。

ガザ地区で活動する人権団体や国際メディアもその存在を何度も確認している。

専門家によると、イスラエル軍のドローンの飛行音は戦闘機よりはるかに小さく、「ブーン」という飛行音を発するという。

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