◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は3万8900人超、負傷者は10万人に達する勢いである。
2024年7月21日/パレスチナ、ガザ地区中心部の難民キャンプ近く、遺体を運び出す人々(AP通信)

イスラエル軍がパレスチナ中心部の難民キャンプを空爆し、乳児を含む少なくとも15人が死亡した。ガザ当局が21日、明らかにした。

イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は21日に米国に向けて出発する予定。同氏はホワイトハウスでバイデン(Joe Biden)大統領と会談、その後、連邦議会で演説する予定だ。

イスラエル首相府によると、イスラム組織ハマスとの停戦交渉は継続中。

一方、イスラエル軍に取り囲まれたガザではポリオウイルスが確認されている。その痕跡は市内の下水で見つかった。

世界保健機関(WHO)は21日、ポリオに感染、入院した患者は今のところ確認されていないと声明を出した。

イスラエル軍はこれを受け、兵士にポリオワクチンを接種し、パレスチナ人にワクチンを提供する団体と連携して対応に当たると表明した。

現地メディアによると、最新の空爆は中心部にある難民キャンプで確認され、乳児を含む9人が死亡。南部ハンユニスでも爆発があり、少女2人を含む少なくとも6人が死亡した。

AP通信によると、亡くなった乳児は生後5か月。母親は見つかっていない。

ガザ中心部の別の難民キャンプでも爆発が確認されたが、死傷者が出たかどうかは明らかになっていない。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は3万8900人超、負傷者は10万人に達する勢いである。

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