米軍がシリア北西部で空爆作戦決行、ISIS指導者殺害=報道
空爆は20日未明に実施され、シリアにおけるISISの指導者候補とみられる人物が死亡したという。
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シリア北西部イドリブ県で米軍による空爆作戦が行われ、イスラム国(ISIS)の幹部が死亡した。現地メディアが20日に報じた。
それによると、空爆は20日未明に実施され、シリアにおけるISISの指導者候補とみられる人物が死亡したという。
ロイター通信は米当局者の話しとして、「米軍側にケガ人はいない」と伝えている。
現地に米軍部隊が投入されたかどうかは不明である。
国営シリア・アラブ通信(SANA)は治安筋の話しとして、「標的は徒歩で逃走を試みた後、殺害された」と報じた。
AP通信は情報筋の話しを引用し、「標的はイラク国籍の男で、フランス国籍の女性と結婚していた」と伝えている。妻がどうなったかは不明だ。
米国防総省とシリア暫定政府はコメントを出していない。
ロイターの取材に応じたイドリブ県在住の男性は、「午前2時頃に銃声が聞こえた」と伝えている。
米軍はこのような作戦を決行する際、海軍の特殊部隊「シールズ(SEALs)」や陸軍の特殊部隊「グリーンベレー(Green Beret)」使うことが多い。