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イラク北部で鳥インフルエンザ発生=国際獣疫事務局

北部の養鶏場で鳥インフルが検出され、1万2000羽が死んだ。
鳥インフルエンザのサンプル(Getty Images)

国際獣疫事務局(WOAH)は14日、イラク北部で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたと発表した。

それによると、北部の養鶏場で鳥インフルが検出され、1万2000羽が死んだという。

隣国イランも先月、H5N1型の発生を宣言していた。

鳥インフルは主に野鳥が持ち込むものであり、そのフンや唾液に触れた家禽が感染し、広がる。

ヒトへの感染は稀。感染したニワトリなどを扱う際には徹底した防疫対策が求められる。

H5N1型は近年、牛、犬、猫、アシカ、ホッキョクグマに至るまで、多くの動物から検出されるようになった。ヒトからヒトへの感染は報告されていない。H5N1、H5N2、H5N6、H5N8などの型が世界各地で流行している。

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