イラク・バグダッド国際空港拡張工事、2社と契約、総工事費1200億円
バグダッド国際空港は1979~82年にかけて建設され、その後、数十年にわたる混乱期(80年代のイラン・イラク戦争、90年代の湾岸戦争、2003年の米侵攻など)の間、ほとんど開発が進んでいなかった。
-e1762375688148.jpg)
イラク政府は5日、バグダッド国際空港の拡張工事(総工事費7.64億ドル、1177億円)について、ルクセンブルクに本拠を置くコーポラシオン・アメリカン・エアポート(CAAP)とイラクの不動産会社アムワジ・インターナショナルと契約を結んだと発表した。
アムワジのCEOはロイター通信の取材に対し、「第1段階として、新ターミナルを建設し、空港の旅客処理能力を850万人まで拡張する」と語った。
第1期工事は2028年中に完了する見込み。
バグダッド国際空港は1979~82年にかけて建設され、その後、数十年にわたる混乱期(80年代のイラン・イラク戦争、90年代の湾岸戦争、2003年の米侵攻など)の間、ほとんど開発が進んでいなかった。
イラクはイスラム国(ISIS)の崩壊以来、比較的安定した状況にあり、主要都市では巨額の石油収入を原動力とした建設ブームが起きている。
