◎爆発は21日夜、首都テヘランの南東約540キロにある炭鉱で発生した。
イラン東部の炭鉱で爆発があり、少なくとも34人が死亡、17人が負傷した。国営イラン通信(IRNA)が22日に報じた。
それによると、爆発は21日夜、首都テヘランの南東約540キロにある炭鉱で発生した。
IRNAは救助隊が炭鉱労働者たちの遺体を運び出す様子を速報で報じた。
IRNAによると、この炭坑では約70人が働いていたという。炭鉱の深さは約700メートルで、200メートル地点に17人が閉じ込められたと伝えていた。
IRNAの取材に応じた自治体の担当者は「これまでに34人の死亡が確認された」と語った。
爆発の原因は明らかになっておらず、消防と警察が調べている。
イランの炭鉱でこのような事故は珍しくない。2017年の爆発では少なくとも42人が死亡した。
2013年には爆発事故が2件発生し、11人が死亡。2009年にはいくつかの事故で20人が死亡した。