◎イランが衛星の打ち上げに成功したのは今年2回目。
イラン革命防衛隊の短距離ミサイル(Getty Images)

国営イラン通信(IRNA)は14日、人工衛星を搭載したロケットを打ち上げ、衛星を軌道に投入したと報じた。

それによると、このロケットは革命防衛隊(IRGC)が製造したもので、打ち上げと人工衛星の軌道への投入は無事成功したという。

打ち上げと投入が成功したかどうかを確認する術はない。

IRNAが公開した映像には移動式発射台からロケットを打ち上げる様子が映っていた。

AP通信は専門家の話しとして、「発射は首都テヘランの東方約350キロにあるIRGCの基地内で行われたとみられる」と伝えている。

イランは昨年10月にガザ紛争が始まって以来、宿敵イランと米国を何度も威嚇してきた。

イランの介入でガザ紛争が中東全土を巻き込む戦争に発展するという懸念が高まっている。

イランは兵器級に近いレベルまでウランを濃縮。一部の核不拡散の専門家はイランの核開発プログラムが過去最高レベルまで高まっていると指摘している。

IRANは人工衛星を搭載したロケットをQaem-100と発表している。

イランが衛星の打ち上げに成功したのは今年2回目。

IRANによると、この衛星は研究目的で、宇宙空間での操縦技術に絡むハードウェアとソフトウェアのテストを行うためとのこと。

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