イラン当局、燃料密輸の疑いで外国籍タンカー拿捕、17人逮捕
イラン当局は陸路や海路で湾岸アラブ諸国への燃料密輸が横行する中、これに対抗する取り組みを強化している。
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イラン南部ホルモズガーン州の司法当局は16日、オマーン湾で200万リットルの燃料を密輸しようとした外国籍のタンカーを押収したと明らかにした。
国営イラン通信(IRNA)によると、当局はオマーン湾における燃料密輸の動きを継続的に監視・調査する過程で、貨物に関する法的書類が不足していたとして、外国籍のタンカーを検査し、200万リットルの燃料を押収したという。
IRNAは司法当局者の話しとして、「このタンカーに乗っていた17人が逮捕・送検された」と伝えている。
それ以上の詳細は明らかになっていない。タンカーが拿捕された日付や17人の国籍も不明である。
イラン当局は陸路や海路で湾岸アラブ諸国への燃料密輸が横行する中、これに対抗する取り組みを強化している。
ホルモズガーン州のシャヒドラジャイ港で4月末に発生した爆発では少なくとも70人の死亡が確認され、1200人以上が負傷した。