◎死傷者の有無と妨害行為の詳細は不明。
国営イラン通信(IRNA)は13日、南西部の油田で火災が発生したと報じた。
IRANは政府高官の話を引用し、「何者かが油田に未知の攻撃を仕掛け、火災を起こしたようだ」と報じている。
火災はフゼスタン州の郊外にある油田で発生した。
当局者はIRNAの取材に対し、「何者かが施設のシステムを破壊し、火災が発生したと疑われている」と語ったが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
死傷者の有無と攻撃の詳細は不明。クゼスタン州では以前にも石油貯蔵施設が攻撃を受けたことがある。IRNAは油田から黒煙が立ち上る映像を放送した。
同州には差別を訴えるアラブ系住民が多く住んでおり、分離独立を目指す攻撃的なデモも行われている。
IRNAによると、消火活動は13日午後の時点で続いている模様。この油田は1987年に生産を開始した。生産量は日量11万バレル。