イラン諜報機関、イスラエルの核関連文書を入手=国営メディア
イスラエルは核弾頭(地上発射型ミサイル)を80~100発保有していると推定されるが、その保有を認めたことは一度もない。
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イランの諜報機関が宿敵イスラエルの核計画や施設に関する機密文書を含む大量の文書を入手した。国営イラン通信(IRNA)が7日に報じた。
イスラエル政府はこの報道に関するコメントを出していない。
この報道が昨年報告されたイスラエルの核研究施設へのハッキング事件と関連しているかどうかは不明だ。
IRNAは情報筋の話しとして、「文書を入手する作戦は数ヶ月前に実施されたが、資料の膨大な量と、安全にイランに輸送する必要性から、指定された施設に到着するまで報道規制が敷かれた」と報じた。
またIRNAは「文書の量が膨大すぎて、画像や動画の閲覧を含め、それらを審査するのに相当な時間がかかっている」とした。
イスラエルは核弾頭(地上発射型ミサイル)を80~100発保有していると推定されるが、その保有を認めたことは一度もない。
イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は2018年、同国の諜報員がイランの核関連作業に関する膨大な量のアーカイブを入手したと明らかにした。