◎4人は2019年にスパイ法違反で禁固5年を言い渡され、服役していた。
イラン当局がスパイ容疑で有罪判決を受けた4人の自然保護活動家を赦免した。国営イラン通信(IRNA)が9日に報じた。
それによると、当局は8日午後、アジアチーターの保護活動を行っていた男性少なくとも2人を釈放したという。
4人は2019年にスパイ法違反で禁固5年を言い渡され、服役していた。
当局は翌日、別の2人も釈放した。
IRNAによると、中央政府はイスラム教の断食月ラマダンの終わりを祝う祭日「イード・アル・フィトル」に際し、全国の受刑者約2000人に恩赦を与えたという。
国連環境計画(UNEP)は8日、自然保護活動家の釈放を歓迎する声明を出した。それによると、4人と一緒に活動していた1人は2023年に出所したという。
活動家たちは2018年、スパイ法違反の疑いで逮捕された。そのうちの1人は裁判中に体調を崩し、審理が終わる前に亡くなった。