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▽首都テヘランの商店街などにある両替所の多くがどこまで下がるかわからないため、レートを示す電光掲示板のスイッチを切っていた。
イラン、首都テヘラン中心部の商店街(AP通信)

イランの通貨リヤルが5日、多くの市民が長期休暇を終えて仕事に戻る中、対米ドルで記録的な安値に達した。

市場の取引価格は休暇が始まる前の時点で「1ドル=100万リヤル」を超えていた。5日に取引が再開されると、「1ドル=104.3万リヤル」まで下落。この安値はしばらく続くと思われる。

首都テヘランの商店街などにある両替所の多くがどこまで下がるかわからないため、レートを示す電光掲示板のスイッチを切っていた。

とある取引所で働く男性はAP通信の取材に対し、「レートが100万を行ったり来たりしているため、ひとまず様子を見ている」と語った。

第1次トランプ政権は2018年、イラン核合意から一方的に離脱し、イランに厳しい経済制裁を科した。

イラン・リヤルは2015年時点で「1ドル=3万2000リヤル」で取引されていた。昨年7月にペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領が就任した時点では「1ドル=60万リヤル」となっていた。

トランプ(Donald Trump)米大統領は1期目を通じて実践してきたイランに対する厳しい経済制裁を再開する大統領令に署名。2月にイランの主要収入源である石油産業を標的とする制裁措置が発動した。

米エネルギー省の推計によると、イランの23年の石油輸出額は530億ドル、24年は540億ドルとなっている。24年中の生産量は18年以来最高水準となった。

トランプ氏は最初の任期中、厳しい制裁を科し、イランの石油輸出をほぼゼロに追いやった。イランはバイデン政権下で制裁逃れに成功、輸出量は増加した。トランプ氏はこれを再びゼロにするつもりでいる。

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