▽ミサイル発射後、いくつかの地域で警報が鳴ったが、被害の報告はなかった。
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イエメンの親イラン武装組織フーシ派がイスラエルに向けて2発のミサイルを発射した。イスラエル軍が2日、明らかにした。
それによると、防空部隊が撃墜に成功したという。被害や負傷者の情報はない。
イスラエル軍は声明で、「フーシ派は空軍基地とテルアビブ周辺を標的に2発のミサイルを発射した」と述べた。
ミサイル発射後、いくつかの地域で警報が鳴ったが、被害の報告はなかった。
フーシ派は声明を出していない。
米中央軍(CENTCOM)は3月15日にフーシ派への攻撃を開始して以来、首都サヌアやホデイダなどを800回以上空爆。フーシ派はこれまでに300人近くが死亡したと報告している。
4月18日の空爆では少なくとも74人が死亡、171人が負傷したとされる。
フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区への攻撃を再開したことを受け、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開すると主張。トランプ(Donald Trump)大統領はこれを受け、フーシ派に対する軍事作戦を開始した。
フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を100回以上攻撃した。
この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。