◎フーシ派のミサイル部隊はマッハ8の速度に達する、固体燃料式の極超音速ミサイルのテストに成功したとされる。
イスラエル軍が公開した写真、極超音速ミサイル・アロー3の発射試験(Menahem Kahana/Pool/AP通信)

イエメンの親イラン武装組織フーシ派が極超音速ミサイルの開発に成功したと主張している。ロシア国営メディアが14日に報じた。

これが事実であれば、フーシ派による紅海民間船舶への攻撃を防ぎたい欧米諸国は難しい対応を迫られることになる。

RIAノーボスチ通信はフーシ派高官の話しを引用しているが、事実か否かは不明だ。

ロシアは反米政策の一環として、イラン寄りの勢力を積極的にサポートしてきた。

米国を含む大国が極超音速兵器の開発に没頭している。その速度と機動性により、追跡や迎撃は困難と考えられている。

一方、イランと米国はオマーンで間接的な協議を行ったと伝えられている。

イランはパレスチナ・ガザのイスラム勢力ハマスを支持し、フーシ派を含むその代理勢力がイスラエルへの攻撃を激化させる恐れがある。

イランはフーシ派の主要支援者であり、極超音速ミサイルを保有していると主張。フーシ派にミサイルを含む多くの兵器を供与してきた。

イランがフーシ派に極超音速ミサイルを供与すれば、より確実にイスラエル領を攻撃できるようになる、かもしれない。

RIAはフーシ派に近い軍関係者の話しとして、「フーシ派のミサイル部隊はマッハ8の速度に達する、固体燃料式の極超音速ミサイルのテストに成功した」と伝えている。

それによると、フーシ派は紅海の船舶やイスラエル領内を攻撃するためにこのミサイルの製造を開始する予定だという。

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