◎米国は先週、商船などへの攻撃を続けるフーシ派への空爆を開始したと発表。米英両軍が同盟国の支援を受け、イエメン領内の複数カ所を空爆していた。
イエメン、シーア派武装勢力フーシの少年兵(Nariman El-Mofty/AP通信)

イエメンシーア派武装勢力フーシが紅海とアデン湾で2隻の商船にドローン攻撃を仕掛けた。現地メディアが6日に報じた。

それによると、最初の攻撃は紅海南部、イエメン西部ホデイダ沖で発生。ドローンから発射されたとみられる弾丸が貨物船の窓に当たった。

この海域で警戒任務に当たっていた英海軍は声明で、「バルバドス船籍のイギリス企業が所有する貨物船が攻撃を受けた」と明らかにした。それによると、ケガ人はおらず、損傷も軽微だという。

AP通信によると、2回目の攻撃はイエメン南部アデン沖で発生。この貨物船はマーシャル諸島船籍、ギリシャ所有で、米国からインドに向かう途中であった。

APは関係者の話しとして、「貨物船の右舷で爆発を確認したが、負傷者や被害は報告されていない」と伝えている。自爆ドローンか爆弾による攻撃とみられる。

その後、フーシ派の報道官が声明を発表。「紅海で米国とイギリスの貨物船を攻撃した」と主張した。

米国は先週、商船などへの攻撃を続けるフーシ派への空爆を開始したと発表。米英両軍が同盟国の支援を受け、イエメン領内の複数カ所を空爆していた。

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