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イエメン・フーシ派裁判所、スパイ容疑で17人に死刑判決

17人は米国、イスラエル、サウジアラビアの諜報機関と結託するスパイネットワークの構成員とされ、銃殺刑を言い渡された。
2021年9月18日/イエメン、首都サヌアのタハリール広場、銃殺刑に処された男性を検死する医師とフーシ派の戦闘員たち(ハニ・モハメッド/AP通信)

イエメンの首都サヌアにある親イラン武装組織フーシ派の裁判所がスパイ活動を行ったとされる17人の被告に死刑を言い渡した。地元メディアが23日に報じた。

それによると、刑事裁判所は22日に判決を言い渡したという。

17人は米国、イスラエル、サウジアラビアの諜報機関と結託するスパイネットワークの構成員とされ、銃殺刑を言い渡された。

フーシ系メディアによると、男性1人と女性1人が懲役10年、別の被告は無罪となった。

弁護団は控訴する意向を示している。

フーシ系メディアによると、被告たちは2024年から2025年にかけて、イエメンと敵対関係にある外国との間でスパイ活動を行ったとされる。

フーシ派の支配地域では殺人やレイプ殺人といった凶悪犯罪で有罪となった者に対する公開処刑が頻繁に行われており、数百人の見物人が集まることもある。

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