トルコ中部で熱気球墜落、1人死亡、観光客19人負傷
アナトリア地方の観光名所カッパドキアでは熱気球を使った遊覧が主要な観光ビジネスとなっている。
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トルコ中部アナトリア地方で熱気球が墜落し、操縦士が死亡、インドネシア人観光客19人が負傷した。地元当局が15日、明らかにした。
それによると、熱気球は突風の影響を受けたとみられる。
アクサライ県知事は声明で、「熱気球が緊急着陸を試みた際、操縦士がバスケットから転落した」と明らかにした。
地元テレビ局によると、操縦士は現場で死亡が確認され、インドネシア人観光客19人は病院に搬送されたという。
アナトリア地方の観光名所カッパドキアでは熱気球を使った遊覧が主要な観光ビジネスとなっている。報道によると、墜落した熱気球も奇岩群で有名なスポットを飛行していたという。
カッパドキアは首都アンカラの南方約300キロメートルに位置する。そこに形成された奇岩群は「妖精の煙突(ユネスコ世界遺産)」と呼ばれ、毎年数百万人の観光客が訪れる。
ソーシャルメディアで共有された動画には空気が抜けた気球、横倒しになったバスケット、救助隊が負傷者を搬送する様子が映っていた。