イスラエル軍がレバノン首都を空爆、ヒズボラ幹部殺害=報道
イスラエルのハーレツ紙は治安筋の話しとして、「ヒズボラの現ナンバー2の殺害に成功した」と伝えている。
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イスラエル軍が23日、レバノン・ベイルート南郊を攻撃し、ヒズボラの幹部を殺害した。現地メディアが報じた。
それによると、ヒズボラの参謀総長とされるアリ・タバタバイ(Ali Tabtabai)氏が死亡したという。
X(旧ツイッター)で共有された動画には空爆を受けたとされる建物の周りに人だかりができる様子が映っていた。
イスラエルのハーレツ紙は治安筋の話しとして、「ヒズボラの現ナンバー2の殺害に成功した」と伝えている。
イスラエルとヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。
イスラエル軍は協定発効後もベイルートや南部を定期的に空爆。そのほとんどがヒズボラの戦闘員やその関連施設に対するものである。
イスラエルとヒズボラは停戦発効から60日以内にレバノン南部から部隊を撤退させ、その後、レバノン正規軍とUNIFIL(国連レバノン暫定軍)が南部を管理することで合意していた。
しかし、イスラエルはレバノン側が合意を守っていないと主張。撤退を拒否している。
ヒズボラはこの戦争で大打撃を受け、前最高指導者のナスララ(Hassan Nasrallah)師を含む指導部のほとんどと5000人以上の戦闘員を失った。
