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▽イスラエルは3月2日にガザ国境を封鎖。それ以来、物資の搬入は完全に滞っている。
パレスチナ自治区、ガザ地区、イスラム組織ハマスの戦闘員(Getty-Images)

パレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスと米政権との間でガザ停戦と人道支援の搬入に関する協議が進められている。ロイター通信がパレスチナ自治政府高官の話しとして11日に報じた。

トランプ米政権のハッカビー(Mike Huckabee)駐イスラエル大使は9日の記者会見で、「米国が提案したガザ支援計画がまもなく発効する」と明らかにしていた。

イスラエルは3月2日にガザ国境を封鎖。それ以来、物資の搬入は完全に滞っている。

この結果、地区内のパン屋は全て閉鎖。負傷者の治療に必要な医薬品の大半が枯渇する事態となっている。国連は未曽有の大飢饉が迫っているとして、イスラエルに封鎖を解除するよう呼びかけてきた。

トランプ(Donald Trump)大統領は最近、ガザへの食糧支援を約束した。

ロイターは米国務省当局者の話しを引用し、「現在進行中の交渉について話すことはできないが、カタールとエジプトが合意に向けて関与を続けているという最近の発言は事実である」と報じた。

また報道官は「一連の戦争の責任はハマスにある」と強調した。

さらに、「トランプ大統領は人質を拘束し続ければ、ハマスは恐ろしい結果に直面すると警告している」とした。

ガザには59人の捕虜が残っており、そのうち24人はまだ生きているとみられる。

イスラエルのタカ派も「ガザに物資を搬入できるかどうかはハマス次第、59人の人質を全員解放することが条件である」と主張している。

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