ガザ支援船団活動家137人がトルコに到着、イスラエルで拿捕
イスラエル軍はガザへの支援物資を運ぶ船団約40隻全てを拿捕し、450人以上の活動家を拘束した。
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ガザ支援物資輸送船団に参加し、イスラエル軍に拘束された活動家137人が、国外退去処分を受け、トルコ・イスタンブールに到着した。現地メディアが4日に報じた。
それによると、その中にはトルコ人36人のほか、米国、アラブ首長国連邦、アルジェリア、モロッコ、イタリア、クウェート、リビア、マレーシア、モーリタニア、スイス、チュニジア、ヨルダンの市民が含まれている。
イタリア外務省は声明で、「この便にイタリア人26名が搭乗し、さらに15名がイスラエルに拘束されたままで、今後数日中に他の国の活動家たちと共に国外退去処分を受ける予定だ」と述べた。
イスラエル軍はガザへの支援物資を運ぶ船団約40隻全てを拿捕し、450人以上の活動家を拘束した。
イタリア外務省はX(旧ツイッター)への投稿で、「テルアビブ駐在のイタリア大使に対し、残る同胞の権利が尊重されるよう再度指示を出した」と書いた。
4日にイスタンブールに到着したイタリア人26名のうち4名は国会議員であった。
この船団はガザ地区に物資を届けるため、8月下旬に出航。イスラエルに海上封鎖を解除するよう求めていた。
イスラエルはこの輸送を「宣伝活動」と呼び、「合法的な海上封鎖」に違反しないよう警告した。